14906 渋谷区立上原中学校 浜田真二 校長08 東京都立多摩高等学校 上村礼子 校長10 東京都立三鷹中等教育学校 小林正人 統括校長07 府中市立府中第一中学校 山本周一 統括校長09 東京都立青山高等学校 永森比人美 統括校長本校では基盤となる知識や技能を身に付けさせながらも、生徒が主体的にそれを活用したり、より深めたりする学びを推進するための実践を重ねてきました。教科担任制であるため、教員は同じ内容での授業を複数回できることから、授業ごとに改善を図る意識をもって取り組んでいます。初めは生徒にも戸惑いが見られましたが、徐々に慣れてきています。タブレットで他者参照しながら考えを深めている場面が多く見受けられ、豊かな発想と考えを発揮できているなと感じています。 本事業に取り組んだ教員たちは、デジタル機器の活用についてはある程度習熟していましたが、「デジタルを活用したこれからの学び」を実践の中でどう実現するのかというところに悩んでいました。試行錯誤を繰り返し、教育委員会担当者から指導・助言を受けながら少しずつ授業改善に取り組み、研究授業では、生徒たちが生き生きと学びに向かう姿を見ることができました。この取組をきっかけに、さらに個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図っていきたいと考えています。新たな授業モデルの研究と聞いて、本校の教員は戸惑いました。授業デザインをどのような形で取り入れたらよいのか悩みました。皆で議論を重ね、試行錯誤を繰り返し、「デジタルを活用したこれからの学び」の理解を深めました。実践を進めていくと生徒のやる気の高まりや主体的に学ぶ姿が多く見られるようになり、さらに教員のやる気が増しました。本校の教育目標の一つ、未来の創造を託すことのできる取組になりました。本校は、「授業がわかる、学びたくなる」を目標に、授業改善に取り組んでいます。「デジタルを活用したこれからの学び」としての自己調整学習は教育委員会担当者からの指導・助言を受けながら進めています。これまで取り組んできた「振り返り」及び動画教材と自己調整学習が合致し、教育課程委員会、教科主任会、ICT委員会、将来構想委員会が協力し、デジタルの有効活用を推進しています。生徒の自主学習力の向上も見られています。昨年度から「主体的な学び」に関する授業開発を行ってきました。大学受験を意識する本校生徒にとって、当初は戸惑いを見せ、「教えてくれる方が楽」、「もっと効率よく正解を知りたい」との声が上がりました。しかし、主体的な学び方に慣れるにつれ、生徒は前向きな姿勢に変容するとともに、教員の役割も指導から支援に変化していきました。主体的に学び続ける力を身に付けることこそ、明日の世界を切り拓く力になると思います。
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