小学校動画はコチラ!Q22どのような指導・場面で「デジタルを活用したこれからの学び」の授業が有効でしょうか。 本校では、発達段階に応じて段階的に取り入れることが有効だと考えています。特に児童との信頼関係ができていて、児童同士の温かい関係が浸透している学級は有効だと思います。また、これまで教科の授業研究をたくさん積まれている先生方は、「デジタルを活用したこれからの学び」の授業もとても魅力的です。Q44「デジタルを活用したこれからの学び」の授業で、児童にどのような変化がありましたか。 大きな変化は、児童が生き生きと学び、その成長を学校生活に生かすようになったことです。単元の内容が定着するだけでなく、自ら学ぶ喜びを感じて自信が付いたり、学習計画を調整する力が身に付き、委員会の仕事に生かしたり。このような姿を目にすると、この実践に取り組んで良かったと思います。Q33「デジタルを活用したこれからの学び」の授業を実践する際、気を付けていることを教えてください。 児童に学習計画や内容、学習形態を委ねることは放任することとは違う、ということに気を付けています。頑張りを認め、困っているときに助言し、学びを深める問い掛けをすることで、学びの質は大きく異なります。ですから決して放任せず、児童の学びに伴走することを大切にしています。Q66「デジタルを活用したこれからの学び」に取り組む先生方へメッセージをお願いします。 「デジタルを活用したこれからの学び」は、従来の授業を全て変える必要があると見えるかもしれません。しかし、目指す児童像を具体化したり、学習の流れを組み立てたり、授業づくりの本質は変わりません。これからの時代を生き抜く児童を育てる授業づくりに、本校の取組が役立てば幸いです。Q55今後、研究推進部として「デジタルを活用したこれからの学び」をどのように進める予定ですか。 現在、先生方が実践された振り返りシートなどを共有したり、「デジタルを活用したこれからの学び」が有効だった単元を次の担任に引き継ぐことができるように年間指導計画を見直したりしています。また、各教科の特性を生かした授業デザイン、若手教員の授業力育成にも力を入れたいと考えています。61インタビュー同小学校の目指す児童像「自立した学習者の育成」に向けて、同小学校の目指す児童像「自立した学習者の育成」に向けて、研究推進部として学校全体を牽引する戸原先生に研究推進部として学校全体を牽引する戸原先生に現在の取組について、お話を伺いました。現在の取組について、お話を伺いました。戸原真彦 先生 (第6学年担当)Q11「デジタルを活用したこれからの学び」を学校全体に広げる取組について、成果を教えてください。 成果は、学習計画や学習形態を児童に委ねる「子供を主語にした学び」が学校全体で当たり前になってきたことです。取組を進めてきた現在、「デジタルを活用したこれからの学び」が校内に浸透し、研究授業でも児童に身に付けさせたい力が育っているかどうか、本質的な協議ができるようになりました。Interview
元のページ ../index.html#61