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3つの視点での「コミュニケーションのトレーニング」
8悪口・いじり
相手の「イヤなこと」をしないようにしよう
というルールや指導で大丈夫?
「イヤなこと」の感覚が人によってズレやすく、ネットの特性によって、ズレがより大きくなります。 3つの視点からその内容を見てみましょう。
情報モラル
=
日常モラル
×
ネットの特性
×
想像力・判断力
1感覚のズレ
人によって「イヤだな」と感じる言葉には違いがあります。 自分にとってイヤな言葉が、友達のイヤな言葉と同じとは限りません。
2ネットの特性
普段、「まじめだね」という言葉を解釈するときには、顔の表情やシチュエーション、トーンなどから、それがよい言葉なのか悪い言葉なのかを判断しています。 しかし、メール等のテキストコミュニケーションの場合には、感情が伝わりにくく、それがよい言葉なのか悪い言葉なのかを判断するのが難しく、誤解が生じやすくなります。
3「リスクの見積り」によるズレ
子供たちは、「何が危険か」は分かっているのですが、「どのくらい危険か」というリスクの見積りがズレやすく、「このくらいは大丈夫だろう」と思うことにより、トラブルにつながってしまうことがよくあります。