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生活を見直そう
いざ勉強をしようと思っても、ついついスマホやゲームが気になったり、スマホを触っていたらいつのまにか時間が過ぎていた経験はありませんか。
そんな経験がある人は、自分が一日のうちでどのくらいスマホやゲームを使っているのか、一週間分を書き出してみましょう。そして、その時間を別のことに使うとしたら何ができるかを考えるとよいでしょう。 -
一日の時間の使い方を記録しましょう。
一週間の記録を見て、改善したほうがよい部分は何でしょうか。
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あなたはインターネットを使いすぎていませんか。
以下の項目で、自分に当てはまるものをチェックしてみましょう。当てはまる項目が多いほど、インターネットの使いすぎかもしれません。
当てはまるものが多い人は、保護者の方や学校の先生に相談し、一緒に改善していきましょう。- ① インターネットを利用し、SNSやゲーム、ショッピングなどをすることを思い出したり、次の利用が楽しみになるなど、インターネットに夢中になっている。
- ② 満足するには、インターネットの利用時間をどんどん長くしていかなければならない。
- ③ 利用時間を減らしたり、やめようとしたりしても、うまくいかないことが繰り返しある。
- ④ インターネットの利用時間を減らそうとすると、落ち着かなくなったり、不機嫌になったり、落ち込んだり、いらいらしたりする。
- ⑤ インターネットを利用した活動の時間が、利用する前に予定していた時間より長くなる。
- ⑥ インターネットの利用のせいで、大切な人との関係を危うくしたり、勉強の機会を失ったりする。
- ⑦ インターネットに夢中になりすぎたせいで困ったことが起きても、ごまかすためにうそをつく。
- ⑧ 困っていることや不快なことから逃れるためにインターネットを使う。
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ネットの「使いすぎ」って何時間?
ネットの「使いすぎ」と言われると、何時間ぐらいを想像するでしょうか。
実は、使いすぎの時間は、一概に何時間と決めにくいのです。
たとえば、普段の使用時間が30分の人にとっては1時間が使いすぎかもしれませんし、普段の使用時間が2時間の人にとっては3時間が使いすぎかもしれません。 また、勉強のために1時間使う人と娯楽のために1時間使う人では、単純に時間だけで使いすぎを判断することはできません。
「使いすぎ」のひとつの判断としては、「本来やるべきことの時間をどのくらい奪ってしまっているか。」というように、ネットを使うことでの、他のやるべきことへの影響で考えるとよいでしょう。