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トラブルを防ぐためにはリスクをふまえた情報発信を行うことが大切です。
もし、あなたが匿名で使用している自分のSNSに「カフェに行ったこと」を投稿したいと考えている場合、
あなたならどんな写真を発信するとリスクがあると考えますか? 次の写真をわけてみましょう。〇リスクなし
△まあ大丈夫
×リスクあり
1 写真を上記のようにわけた理由を記入してみましょう。
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カフェに行った写真をSNSへ投稿すると、次のようなメッセージが送られてきました。
2 このように写真を要求された場合、あなたはどのように対応しますか?
3 あなたはどうやって、この人の「あやしさ」を確認しますか?
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4 次の事例のうち、刑事罰として罪になるものとならないものはどれでしょうか。
また、「罪になる」と考えた事例については、どのくらいの罰則になるか、それぞれ分類してみましょう。A:罪にならない
罪になる
B:罰金10万円以下
C:罰金30万円以下
D:1年以下の懲役または
100万円以下の罰金E:5年以下の懲役または
500万円以下の罰金SNSによる社会への上手な情報発信のポイント
SNSを通じて手軽に社会へ発信することが出来るようになった反面、加害者にも、被害者にもならないためには、リスクがあることに気をつけておく必要があります。
例えば、ネット上では相手のウソや悪意を見抜きにくい、発信した情報が脅しの道具として使われる、といったリスクがあります。このような場合には、自分だけで対処するのではなく、きっぱりと断り、信頼できる人に相談するようにしましょう。
また、SNS上の悪質な行為は法律や条例で罰せられる可能性があり、どこからが犯罪になるかを判断できるようにしておく必要があります。悪ふざけや面白半分で友達の嫌がる写真を勝手に撮影すると、「児童ポルノ禁止法」等の法律や各都道府県が定める条例に違反する恐れがあります。実際にどのような法律や地域の条例があるのかを調べてみましょう。