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お互いが考えていることを、直接、相手の頭の中に送ることができる新しい画像イメージ転送技術が生まれ、その技術を活用したサービス「TUTAE」が、明日、一般に向けて提供されることになりました。
1 「TUTAE」を利用する前に、確認しておくべきことはなんでしょうか?
2 「TUTAE」を使うことで、どのようなリスクやメリットが考えられるでしょうか?
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新しい情報技術とどうつきあうか
き基本的な仕組みや規約を知るり自分や他者、社会にとってどんなリスクがあるかを想像するり上手な利活用の方法を考えるこれからも新しい情報技術が生まれ、様々なサービスが生まれてきます。こうした新しい情報技術やサービスを上手に活用するために、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
キーワードは、「きりり」です。
まずは、「き基本的な仕組みや規約を知る」ことです。例えば、前ページ「TUTAE」では、画像イメージ転送技術を活用していますが、18歳以上しか使えない上に利用料が月に1万円がかかるかもしれません。こうした仕組みや規約を確認することがまずは重要です。
次に、「り自分や他者、社会にとってどんなリスクがあるかを想像する」ことです。例えば、「TUTAE」では、勝手にいろいろな人からメッセージが送られてくるというリスクがあるかもしれません。こうしたリスクを想像しておくことが重要です。
最後に、「り上手な利活用の方法を考える」ことです。例えば、「TUTAE」を使えば、災害時に助ける場合や困っていることを口では言いにくい場合に活用できるかもしれません。
このように、新しい情報技術とつきあう場合には、「きりり」を意識して、リスクと上手な活用を考えてみましょう。 -
生成AIとの上手なつきあい方を考えてみよう
1 「生成AI」を利用する前に、確認しておくべきことはなんでしょうか? 実際に確認してみましょう。
2 「生成AI」を使うことで、どのようなリスクやメリットが考えられるでしょうか?
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生成AIの仕組み
生成AIの主なリスク
事実とは異なる内容や、文脈と無関係な内容が生成されることをハルシネーション(幻覚)と呼びます。インターネットなどから収集したビッグデータを学習するため、生成されたデータに偏りや誤った情報、古い情報が含まれてしまう可能性があります。
例えば、キャリア教育の一環として仕事について質問してみると、〇〇の仕事は男性的、〇〇の仕事は女性的などの職業における誤ったジェンダーバイアス(性別による偏見)が見られることがあります。
今後は、こうしたバイアス(偏見)があると認識しながら、生成AIを使う必要があります。
東京都「生成AI研究校事業」での事例
東京都では教育活動での生成AIの活用について、都立学校を指定し研究を進めています。