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著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したもので、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」となりますが、こうした著作物を違法にコピーすると、誰が困るでしょうか。
マンガ家の作品を画像共有サイトへ勝手にアップロードした場合、どのような人が困るのか考えてみましょう。 -
スキルのポイント
「マンガを勝手にアップロードしたら、誰が困るか?」と聞かれると、まず思いつくのは、マンガ家本人や出版社の人たちでしょう。もちろん、本来得ることができるはずのマンガの購入代金をもらえないと考えれば、マンガ家本人や出版社の人たちは困ってしまいますが、それだけではありません。マンガの出版に関わる全ての人たち、例えば、印刷会社や広告代理店、書店なども困ります。
さらに、マンガ家や出版社の人たちが困るとこで、そのマンガの続きが描けなくなったとすると、一番困るのは誰でしょうか?
著作権により新しいアイデアや作品をつくることを尊重することは、私たちにとっても重要なことなのです。