とうきょうの情報教育を知る
東京都の情報教育が目指す姿
東京都では令和元年度より「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」を推進し、教育のデジタル化を強力に進め、学び方・教え方・働き方の一体的な改革に取り組んでいます。
AI等の先端技術により私たちの生活は急速に変化し、国際情勢の変動も激しく、予測困難なこれからの時代を生きる子供たちには、多様な価値観を尊重し支えあうとともに、社会の変化を柔軟に受け止めて主体的に学び続けていくことが求められます。
一方、子供たちがおかれた状況も多様化・複雑化しており、一人ひとりに合わせた支援が必要となっています。学校・教員に求められる役割も拡大するなかで、教員が子供たちと向き合い一人ひとりの学びを支えるためには、教員が本来の職務に専念できるよう、業務の効率化や負担軽減等を一層図っていくことも重要です。
そのためには、急速に進展するデジタル技術を活用して教育のデジタルトランスフォーメーションを推進し、学び方、教え方、働き方をさらに改革していくことが必要です。
東京都ではこれらの理念を実現するため、多くの情報教育に関する施策を進めています。
東京都教育員会リーフレット
「教師が変わる 学校が変わる 子供が変わる~一人1台端末の効果的な活用に向けて~」より
とうきょうの情報教育のおすすめコンテンツ
- 一人1台端末の活用教育活動のあらゆる場面において、一人1台端末を活用することにより、一人一人の力を最大限に伸ばしていきます。
- デジタルを活用したこれからの学びの提案デジタルを活用して個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させた学びの実現を図るため取組を進めています。
- 情報活用能力#東京モデル東京都では発達段階において身に付ける情報活用能力について、「基本的な操作」「情報の活用」「情報の科学」「情報モラル・情報セキュリティ」の4観点ごとに整理し、「情報活用能力#東京モデル」としてまとめています。
- 研究校の紹介東京都ではこれからの情報社会を生き抜く子供たちに必要な情報活用能力について、研究校を指定し、研究を進めています。
- ITリテラシー育成事業ITの基本的なスキルに興味・関心をもち、将来、デジタルを活用する力を身に付け社会で活躍できるように、多様なプログラミングイベントを実施しています。
各種イベントへの申し込みもこちらから! - VLPバーチャル・ラーニング・プラットフォーム
VLPは3Dメタバース空間により構築されたバーチャル空間であり、PCやタブレットなどGIGA端末を通してアバターを操作し、コミュニケーションをとることができます。
- 学びのアップデート(外部サイト)オンラインを活用した教育活動や一人1台端末の活用についての実践事例通信「学びのアップデート」を都内公立学校向けに配信しています。
- 教育データの活用「個別最適な学び」と「協働的な学び」を実現していくため、学習履歴や校務系データ等の教育データを蓄積・分析することで、指導等への利活用を推進しています。
- SNS東京ルールの取組東京都では、児童・生徒が、いじめ等のトラブルや犯罪に巻き込まれないようにするとともに、 学習への悪影響を防ぐため、平成27年から「SNS東京ルール」を策定しています。
とうきょうの情報教育のコンセプト
- 東京都学校教育情報化推進計画(外部サイト)東京都学校教育情報化推進計画とは、都立学校におけるICT活用を推進するための基本方針と施策を示す計画です。 児童・生徒の資質・能力の育成、教職員のICT指導力向上、ICT環境の整備を通じて、教育のデジタルトランスフォーメーションを目指しています。
- 未来の東京戦略ビジョン(外部サイト)「未来の東京」戦略ビジョンとは、2035年の東京の将来像と、それに向けた具体的な施策を記載したものです。 「成長」と「成熟」が両立する都市を実現するための長期的な計画です。
- TOKYOスマート・スクール・プロジェクトSociety5.0の時代を見据え、一人一台端末の配備や通信環境の高速化等、学校のICT化とそれに伴う学び方・教え方・働き方の改革を目指すプロジェクトです。